12月5日に「ボランティア国際年」10周年を記念する国連総会開催

~日本のNGOが東日本大震災の経験を
日本人国連ボランティアが現地での経験を語る

 

ネパールでは、この20年間で5万人のボランティアが子どもの死亡率を3分の1に減少させました。日本では、3月の大震災の後に数千人の人々が救援活動に参加しました。そして、戦争によって引き裂かれた西アフリカのリベリア、シエラレオネ、ギニア、ギニアビサウでは、団結の精神の下、新しいボランティア・プログラムが人々の絆を再生しようとしています….

2011年12月1日 ニューヨーク:

来週、国連総会は、世界の片隅で地道に活動を続けるボランティアの人たちの声を聞くことになります。

世界中のすべての人たちが平和と開発のために驚くほどのインパクトを与えることができます。「国際ボランティアデー」の12月5日、国連総会は、ボランティア活動の重要性に光をあてる会議とイベントを開催します。

国連総会本会議の開催につづき、午前中の本会議場では、国連初の「世界ボランティア白書」が発表されます。この報告書は、世界中のボランティアリズムに関する理解を強化することが期待されており、ヘレン・クラーク国連開発計画(UNDP)総裁が基調講演をし、報告書の主筆による内容説明の後、現在東ティモールで活動する日本人国連ボランティアの藤田昌子さんが自身の体験談を紹介することになっています。藤田さんは、外務省委託「平和構築人材育成事業」の下でユニセフ東ティモール事務所のチャイルド・プロテクション・オフィサーとして活動中です。

同日午後に開催されるサイドイベントでは、「ボラ ンティア活動を支援するパートナーシップ」について議論するパネルディスカッションが行われ、日本から(特活)ジャパン・プラットフォームの椎名規之事務 局長が参加し、東日本大震災後の支援活動とボランティア活動について報告することになっています。

さらに、国連事務局のロビーでは、「世界のボランティア」と題された、マルチ・メディア展示会が開催され、3か月をかけてUNVが世界中から収集したボランティア活動をとらえた写真を使ったモザイク写真の発表も予定されています。

「2011年の一年を通して、世界中の組織が「ボランティア国際年」10周 年を記念する活動を行いました。今年の「国際ボランティアデー」は、その中でも最も重要な行事の一つであり、今後より多くの人々が持続可能な開発や平和構 築に関わる必要があり、ボランティア活動はそれを実現するすばらしい方法の一つなのです。いっしょに世界を変革していきましょう。」とフラビア・パンシエ-リUNV事務局長は言っています。

 

「世界ボランティア白書(State of the World’s Volunteerism Report)」
世界70カ国でも発表。~日本でも記者発表、公開シンポジウムを開催~

「世界ボランティア白書」世界70カ国でも発表される予定です。日本では、12月6日(火)(ニューヨーク時間12月5日)午後2時から国連大学ビル5階にて記者発表会を開催し、来る12月22日(木)午後4時半より名古屋国際センターホールで開催されるUNDP・UNV共催の公開シンポジウム「お互い様だよ!国際協力」のプログラムの一部として発表される予定です。

お問い合わせは:
国連ボランティア計画東京事務所(電話:03-5467-7815)
駐在調整官 長瀬まで

ニューヨークの国連総会に関するお問い合わせは:
Lothar Mikulla (State of the World’s Volunteerism Report)Lothar.mikulla@unvolunteers.org
German Cellphone: +49 1578 7679771

Philip Sen (Tenth anniversary of the International Year of Volunteers)Philip.sen@unvolunteers.org
US Cellphone: +1 347 567 6026

 

世界ボランティア白書(State of the World’s Volunteerism Report)

「ボランティア国際年」10周年を記念して、国連ボランティア計画(UNV)が初めて発表する世界のボランティアリズムに関する報告書。2011年12月5日の国連総会で公式発表されるこの報告書は、ボランティアリズムへの理解をより深めることを目的とし、その普遍性、21世 紀の新しい潮流と、その取り扱う領域について議論しています。報告書は、持続可能な生活、社会包摂、社会の絆、防災、ガバナンス、政治参加といった多様な 分野でのボランティアリズムの貢献について検討し、さらに今後のボランティアリズムの方向性を検討する中で、よりよい社会についての新しい未来像も提案し ています。報告書は、ほとんどの社会において、ボランティアが経済・社会的発展、そしてミレニアム開発目標の達成に重要な役割をはたしていることを示し、 ボランティアリズムの真の側面と重要性が地球規模の課題の議論の一部として取り扱われことを促します。

国連ボランティア計画(UNV)

国連ボランティア計画(UNV)は世界の平和と開発を支援するためにボランティアリズムを推進する国連機関です。ボランティアリズムは開発のペースや性質を変える力を持っており、社会全体とボランティア個人に対して利益をもたらすものです。UNVは地球規模のボランティアリズムの啓発、ボランティアリズムを開発計画に融合するためのパートナーとの連携、そしてボランティアの動員を通して、世界の平和と開発に貢献しています。