UNVと日本

パンシエ-リ前UNV事務局長が南三陸町を訪問

日本の震災ボランティアの活動を賞賛 2011年11月17日

日本は長年、国連ボランティア計画(UNV)とボランティア活動全般に対して強力な支援を行ってきました。特に日本は2001年の「ボランティア国際年」を提唱し、数多くの国際ボランティアを現場に派遣してきました。


東日本大震災の被災地南三陸町の防災庁舎前に立つパンシエ-リ前UNV事務局長(写真中央)。
左は「Heart on Coin~絆~」プロジェクトを運営する関西学院大学学生ボランティアの中村静香さん。
中村さんは2010年に国連学生ボランティア・ プログラムでマラウィに派遣された。「絆」プロジェクトは南三陸町の小学校を支援している。
右は長瀬UNV東京駐在調整官(UNV)

11月17日(木)に、フラビア・パンシエ-リ前国連ボランティア計画事務局長は、東日本大震災の被災地である宮城県南三陸町を訪問し、その惨状に心を痛めると同時に、被災地の緊急・復興支援に参加している数多くのボランティアたちに、日本人の力強さ、復興への希望を見出しました。

佐藤仁 南三陸町長と会談するパンシエ-リ前事務局長。
佐藤町長は被災地支援を行うボランティアたちに感謝していると述べ、自身が主導した「思い出探し隊」を紹介した。(UNV)

パンシエ-リ前事務局長は、佐藤仁南三陸町長を表敬訪問し、南三陸町災害ボランティアセンターを訪問し、特に10万枚をこえる家族の記念写真をがれきの中から集め、再生する活動に従事するボランティアに大きな感銘を受けました。パンシエ-リ前事務局長とUNV本部より同行したバンダー・リー主任はUNVのパートナーである関西学院大学の学生ボランティアたちによってエスコートされ、彼らの被災地支援ボランティア活動である「Heart on Coin~絆」プロジェクトについて説明を受けました。「絆」プロジェクトは世界各国の大学と被災地の小学校をつなぎ、世界中からのメッセージや募金を取りまとめ、被災地に送る活動をしています。

南三陸町災害ボランティアセンターを訪問するパンシエ-リ前事務局長(写真中央)。同行したバンダーリー主任(写真後列右)と共に災害ボランティアセンターで活動するボランティアから支援活動について説明を受けた。(UNV)

パンシエ-リ前事務局長は、南三陸町訪問の2日後に東京両国国技館で開催された「第20回全国ボランティアフェスティバル」の開会式で挨拶し、被災地支援のボランティア活動に参加した約80万人の日本の市民に対して深い敬意を表しました。

「国連ボランティア計画を代表し、本年3月11日の東日本大震災の被災者の皆様にお見舞い申し上げ、お亡くなりになられた方々へ、心より哀悼の意を表します。そして、日本各地から被災地支援のために集まった多くのボランティアの方々、そして自らも被災しているにも関わらずお互いに助け合って生活している被災地の皆様のボランティア精神に深く賞賛の意を表します」とパンシエ-リ前事務局長は、秋篠宮殿下・妃殿下が御臨席した「全国ボランティアフェスティバルTOKYO」の開会式で挨拶しています。

≫UNV本部ウェブサイトの英文記事はこちら

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