コペルニクとのパートナーシップを締結:国連ボランティアの活動を360度動画で紹介するバーチャルキャンペーンを開始

 

写真:UNV東京リエゾンオフィスとコペルニク・ジャパンの署名式

国連ボランティア計画(UNV)は、一般社団法人コペルニク・ジャパン(本社:東京都港区、代表理事:天花寺宏美)と連携し、ボランティアリズムがどのようにSDGs達成へ貢献しているかを紹介するため「Virtual Reality (VR) for SDGsキャンペーン」に参加します。「VR for SDGsキャンペーン」では、株式会社リコー(本社:東京都大田区、代表取締役 社長執行役員:山下良則)寄付による360度カメラ「RICOH THETA」(以下、THETA)を活用して、世界各地で活動する国連ボランティアがSDGsに関わる社会課題の現場を動画で撮影します。

本パートナーシップでは、まず、UNVが全世界の国連機関に派遣している国連ボランティアから、SDGs達成に向けた取り組みについて現場の様子を撮影した動画を募ります。応募された動画の中からUNVとコペルニクが優秀な作品を選出し、その作品を撮影した国連ボランティアにTHETAを郵送します。THETAを受け取った国連ボランティアには、動画撮影方法やストーリー作りのトレーニングが提供されます。トレーニング後、各国連ボランティアは自身が現場で取り組んでいるSDGsに関わる課題について、THETAを活用して動画コンテンツを制作します。

国連ボランティアにより撮影されたこれらの360度動画コンテンツは、国連ボランティアのウェブサイト、ソーシャルメディアおよびコペルニクが構築する「VR for SDGsプラットフォーム*」に掲載されます。また、国際ボランティアデー(International Volunteer Day)の日程に合わせてオンラインイベントも開催し、動画を通じて国連ボランティア計画の活動への理解を深めます。

UNVとコペルニクは、これらの動画コンテンツを活用しボランティアリズムの推進を目指すとともに、公的機関、企業、CSOや教育機関と連携しながら、ボランティアリズムを通じたSDGsの達成を促します。これらの動画コンテンツは、国連ボランティアがどのようにして社会から取り残された人々の声を汲み上げ、アクションに移し、SDGsの掲げる「誰一人取り残さない社会」を達成する一助となるかを示す好例となるでしょう。

*VR for SDGsプラットフォーム:コペルニクと官民のパートナーが協働で開発中のSDGsに関する3D、2D動画、参考資料からなるウェブサイト。オープンソースで世界中からコンテンツを集め、社会及び環境課題への理解を現場レベルで深め、ソリューション開発へつなげることを目指しています。

 

<一般社団法人コペルニク・ジャパンについて>

コペルニクは2010年の創設以来、「ラストマイル」と呼ばれる途上国で最も支援が届きにくい地域に住む々に向けて、貧困削減及び環境保全の効果を最大限に高める革新的なテクノロジー及びサービスの開発、検証、普及に取り組んでいます。ラストマイルの人々が直面する課題を解決し、生活の向上と自立を支援するために、実証実験、アドバイザリー・サービス、テクノロジーの普及を行っています。実証実験によるデータ収集力と成果の評価・分析力を活かして、新しいアイデアや効果的な取り組みを追求します。国連の持続可能な開発目標(SDGs)を活動の指針とし、特にエネルギー、水と衛生、農業と水産、保健、教育、女性の経済的自立の開発分野において、インドネシアを拠点とする東南アジアを中心に、これまで26か国にて活動を行っています。詳しい情報は、こちらをご覧ください。

<リコーグループについて>

リコーグループは、オフィス向け画像機器を中心とした製品とサービス・ソリューション、プロダクションプリンティング、産業用製品、デジタルカメラなどを世界約200の国と地域で提供しています。創業以来80年以上にわたり、高い技術力、際立った顧客サービスの提供と、持続可能な社会の実現にむけて積極的な取り組みを行っています。詳しい情報は、こちらをご覧ください。