国際ボランティア・デー 

12月5日は国際ボランティア・デー 

経済社会開発のための国際ボランティア・デー(125日)、通称「国際ボランティア・デー(IVD)」は、1985年に国連総会によって定められた国際的な記念日です。ボランティア団体や個人がボランティア活動を推進し、各国政府によるボランティア活動の支援を促し、地域、国、国際レベルでの持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けたボランティアの貢献を評価する機会となっています。 

IVDは、多くの非政府組織、市民社会、民間セクターなどによって祝われています。また、国連ボランティア(UNV)計画もこの日を祝い、支持しています。 

また、個人のボランティア、コミュニティ、組織にとって、地域、国、国際レベルでの開発への貢献を促進する機会です。国連の支援と草の根の任務を組み合わせることで、この日は人々やボランティアに関わる組織が、政府機関、非営利団体、コミュニティグループ、学界、民間セクターと協力するまたとない機会でもあります。 

 

IVD、「国際ボランティア年」と日本

国連総会は、毎年125日を「経済社会開発のための国際ボランティア・デー」(19851217日決議40/212)とし、ボランティアサービスの重要な貢献に対する認識を高めるための措置を講じ、それによって、あらゆる階層の人々が国内外でボランティアとしてサービスを提供することを促すよう各国政府に呼びかけました。 

19971120日の総会決議52/17で、2001年を「国際ボランティア年(IYV)」と宣言しました。この年は、ボランティアの認知度を高め、その活動を促進し、コミュニケーション・ネットワークを作り、ボランティア活動の利点を広めるために構想されたものです。 

そして国際ボランティア年である2001年、総会は各国政府と国連システムがボランティアを支援する方法に関する一連の勧告を採択し、それらを広く普及させるよう要請しました(2001125日の決議56/38)。 

これら一連のIYV関連決議の採択にあたって、日本は主導的な役割を果たしました。

 

パートナーシップと開発への注力 

長年にわたり、国際ボランティア・デーは様々な面で戦略的に活用されてきました。多くの国が、貧困、飢餓、疾病、健康、環境悪化、男女平等と戦うための期限付き目標である「持続可能な開発目標」の達成に向けたボランティアの貢献に着目しています。 

国際ボランティア・デーは、南南協力の推進に特に重点を置きながら、積極的に活動するボランティアたちを讃え、開発先進国と開発途上国それぞれの国の新しいボランティアを惹きつけます。 

国際ボランティア・デーに際してのイベントは、国連システム、各国政府、ボランティア団体、個人の協力によって運営されています。メディアや学術機関、財団、民間企業、スポーツ・レクリエーション団体などの代表者もしばしば参加しています。

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