活動内容

平和と持続可能な開発のためのボランティアリズム

国連ボランティア計画(UNV)はボランティアの動員を含むボランティアリズムの推進を通じて持続可能な人間開発を地球規模で支援する国連機関です。UNVは人々が自身の生活をより良いものにするための活動に参加する機会を充実することで平和と開発に寄与しています。ボランティアリズムは普遍で包摂的であり、多様性を尊重します。UNVは自由意志、責務、参加、団結といったボランティアリズムの価値を推進します。

UNVはボランティアリズムを通じて平和と開発のための結果を生み出します。そのためにUNVは市民社会、各国連機関、政府、民間セクターと協働して、ボランティアリズムを啓発し、開発計画に統合し、ボランティアを動員します。ボランティアリズムに潜在する力がUNVや世界中のボランティアの活動の源泉となっています。UNVは100種類以上の専門分野で、毎年9,000人以上、150か国以上からの国連ボランティアを国内外で動員し、約120か国に派遣しています。国連ボランティアの3分の2は途上国の出身でそのうち3割は自国で活動しています。

持続可能な開発目標(SDGs)

持続可能な開発目標(SDGs)の達成には、何百万もの一般市民の創意、連帯そして創造力が欠かせません。「世界70億人の人々それぞれが貢献できることがある」ということを認識することが、期限である2030年までにSDGsを達成するための最初のステップです。

国連ボランティア

平均約10年の専門分野おける実務経験を持つ国連ボランティア(平均年齢は38歳)は、保健・医療、農村開発といった開発分野における活動から、紛争や自然災害等に対応する為の緊急人道支援、また効果的な開発協力の基盤となる平和構築や選挙支援・民主主義の推進、人権擁護などの活動、自動車整備、航空管制、通信などの後方支援分野に至るまで、100種類以上の職種にわたる活動を行なっています。

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オンライン・ボランティア

国連ボランティア計画(UNV)は、「UNVオンライン・ボランティア・サービス」というインターネット上のプラットフォームを2000年より運営・管理しています。「UNVオンライン・ボランティア・サービス」は、専門家や学生、主婦、退職者、障害者など多様な人々が、インターネットを通じて平和と持続的開発のためのボランティア活動に参加することを推進する仕組みです。

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国際ボランティア・デー

経済社会開発のための国際ボランティア・デー(12月5日)、通称「国際ボランティア・デー(IVD)」は、1985年に国連総会によって定められた国際的な記念日です。ボランティア団体や個人がボランティア活動を推進し、各国政府によるボランティア活動の支援を促し、地域、国、国際レベルでの持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けたボランティアの貢献を評価する機会となっています。

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