平和構築人材育成事業

「平和構築人材育成事業」は、平和構築の現場で活躍できる日本人及びアジアの文民専門家を養成することを目的として、外務省が2007年より開始した人材育成事業です。本事業は、(1)国内研修、(2)海外実務研修、(3)就職支援の3つの柱からなります。

国連ボランティア計画(UNV)は、この事業に設立以来、協力しており、日本政府からの拠出金を得て、特に「海外実務研修」において、国連ボランティアのスキームを利用して、プログラムに参加している研修員を国連ボランティアとして、世界各国の国連や国際機関の平和構築の現場に派遣する業務を実施しています。

 

これまでの実績:

  • 本事業を通じて2007年以降に派遣された国連ボランティアの総数は、200名以上にのぼります。
  • 派遣国は、コートジボワール、エチオピア、ギニア・ビサウ、ケニア、リベリア、ルワンダ、シエラレオネ、南スーダン、タンザニアを含む50か国以上に及びます。
  • 主な派遣先機関は、UNDP、UNHCR、UNICEF、IOM、WFPです。その他、PKO、UNESCO、FAO、UNODC、UNFPA、WHO、UN Women、UNOPS等へ派遣されました。
  • 本事業を通じで派遣された国連ボランティアの主な活動分野は、
    (1) 基本サービスの提供
    (2) 人道支援
    (3) 危機予防と復興
    (4) 環境と気候変動
    (5) 国連ミッションのオペレーションと能力開発支援

 などが挙げられます。

≫平和構築人材育成事業により派遣された国連ボランティアの活動報告(英語)

≫ HRD Programme: 2014/15 Report (英語)
≫ HRD Programme: 2012/13 Report (日本語)
≫ HRD Programme: 2012/13 Report (英語)
≫ HRD Programme: 2011/12 Report (英語)
≫ HRD Programme: 2009/10 Report (英語)

≫ 外務省作成の「平和構築人材育成事業」の事業パンフレット

 

UNVと日本トップに戻る