「国連ボランティアとして社会課題に挑戦(第1回UNICEF編)」を開催しました

「国連ボランティアとして社会課題に挑戦(第1UNICEF編)」を開催しました

202332日(木)午後6時から7時(日本時間)、「国連ボランティアとして社会課題に挑戦(第1UNICEF編)」と題したキャリアセミナーをオンラインで開催しました。UNICEF(国連児童基金)から、カンボジア事務所の鶴山えりか氏、アフガニスタン事務所の山本祐一郎氏、東京事務所の正木絵理氏、UNV東京駐在事務所の池田祥規が登壇し、UNICEFやUNVの活動の概要に加え、元国連ボランティアがUNV制度を通じてUNICEFで働くことを決めた動機や、その後のキャリア構築などについてプレゼンテーションおよび質疑応答を行いました。

パネルディスカッションでは、UNICEFで国連ボランティアを経験し、引き続き同機関で職員として勤務しているお二人にご登壇頂きました。カンボジア事務所 鶴山えりか リサーチ・評価担当官は、民間企業勤務を経て国連ボランティアとなりました。記者としてインドに駐在していた時期にはすでに国際協力に興味があり、日々の仕事に加えて自身の興味のある開発問題に関する記事の執筆活動を通じ、国際機関をめざすことを決意。国連ボランティアに参加し、契約を2回延長、計2年半ご活動されました。上司から仕事に対する態度を高く評価してもらえたため、様々な仕事を任せてもらえるようになり、ボランティアとしての活動を通じて成長することができたと語りました。

UNICEFアフガニスタン事務所 山本祐一郎 子どもの保護専門官は、JPO派遣制度を経ず、UNVの契約終了後にTA(期限付契約)を経てUNICEFの正職員になった経緯を共有し、国連職員になるには様々な方法があることを強調しました。中でも、前向きな態度で何事にも取り組むこと、チームや上司と良い関係を築くこと、事務所の中での自身の存在感を高めることで、次の仕事につなげていくことの重要性について語りました。国連ボランティアの活動は、国連組織についての情報を得たり、組織内外のネットワークを広げることに大変役立ったと言います。

 

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