国連ボランティア再募集(水と食糧の安全保障等)

国連ボランティア計画(UNV)では日本政府の協力を得て「邦人専門家の国連ボランティアとしての派遣によるサブサハラ・アフリカ諸国における気候変動・干ばつ等が引き起こす水食糧危機に対する安定化支援」を立ち上げました。主にサブサハラ・アフリカ地域の各国連機関に日本人専門家を国連ボランティアとして派遣することにより、水と食糧の安全保障、社会的・経済的復興、戦略的政策立案、機関間調整などの分野で、食料価格の高騰や気候変動により人々が受ける影響を緩和することを目的としています。

当パートナーシップを通じて公募を実施した国連ボランティア5ポスト(2024年10月13日締切分)のうち、下表の1・2のポストを再公募、さらに3のポストを新たに公募します。公募の対象カテゴリーは「Expert」と「Specialist」です。派遣先の国連機関はIOMマラウィ事務所またはUNICEFケニア事務所となります。

応募締切:2025年2月4日(火)
派遣期間:10ヶ月
派遣人数:各ポスト1名
業務開始日:派遣先と相談の上、2025年2月末以降に順次開始(予定)
応募方法:Uified Volunteer Platform (UVP)にて登録し、各ポストに応募(概要はこちら

備考:
・以下表のうち、赤字箇所は前回の公募から変更があったものです。
・1のポストの場合は月額約3,600米ドル相当、2・3のポストの場合は月額約2,700米ドル相当の生活費の支給があります(2025年1月時点の金額。派遣時の通貨レートや任地の経済状況により変動の可能性あり。)。

 

カテゴリー

国連機関

国・地域

ポスト名

言語

学歴

実務経験年数

1

Expert

IOM

Lilongwe, Malawi

Social and Economic Recovery and Planning Expert

English, French (Desirable)

Master

15

2

Specialist

UNICEF

Nairobi, Kenya

Nutrition Specialist – Climate Change & Food Security

English

Bachelor

3

3

 

Specialist

UNICEF

Nairobi, Kenya

Climate Change Specialist

English

Master

5

【Expert カテゴリー】関連分野での15年以上の職務経験と修士号が応募条件であるため、高度な専門性と知識が求められます。本パートナーシップにて募集されるInternational Expert UN Volunteerは派遣先の現地で活動するNational Specialist UN Volunteerと密接に協働しながら、タンデムチーム体制にて事業に取り組みます。国連ボランティアによるタンデムチームでの取り組み事例はこちらをご参照ください。

【Specialistカテゴリー】関連分野での3年以上の職務経験と学士号以上が応募条件です。実務レベルの言語能力と特定の専門性を活かし、派遣先の国連機関にて活動します。また、多文化環境や困難な生活条件下でも適応できる能力も求められます。日本人の国連ボランティアによるUNICEF事務所での活動事例はこちら(ザンビアネパール)をご参照ください。