UNVとJICA、ドイツ・ボンにてボランティア派遣に関する改定協定に署名―累計400名超のJOCV経験者が国連へ

国連ボランティア計画(UNV)トイリー・クルバノフ事務局長(左)と独立行政法人国際協力機構(JICA)青年海外協力隊事務局事業推進課・調整課小林課長​ © UNV, 2026

 

国連ボランティア計画(UNV)のトイリー・クルバノフ事務局長は、2026511日、独立行政法人国際協力機構(JICA)青年海外協力隊事務局(JOCV事務局)事業推進・調整課 小林課長とドイツのボンにて会談しました。同会談を機会に、両機関の長年にわたる協力関係を強化する改定協定が締結されました。

UNVと日本は、1971年に最初の日本人国連ボランティアが派遣されて以来、半世紀以上にわたり積極的な協力関係を築いてきました。JICAとのパートナーシップは翌年の1972年からはじまった試行的なボランティア派遣、そして1989年に日本政府との交換公文に基づきUNVJICAJOCV事務局)の間でJICA海外協力隊員の経験者を対象としてJICAが派遣費用を負担する枠組みの協定が締結され、多くの優秀な日本人を国連機関に従事する国連ボランティアとして派遣してきました。

今回の協定改定は、この強固なパートナーシップをSDGsをベースとした開発ニーズに効率的・効果的に対応できるように更新し、今後も質の高い国連ボランティア派遣を継続・発展させていくことを目的としています。

 

現場経験を国連の舞台へ:JICA海外協力隊から国連ボランティア

本プログラムの最大の特徴は、JICA海外協力隊としてフィールドレベルの実践的な活動に従事した経験者が、その専門性と経験を活かして国連ボランティアとして活躍する点にあります。

  • 累計派遣実績422名の元JICA海外協力隊員が、世界90か国へ派遣されました。
  • 現在の活動2026年3月末時点で、17か国で19名が国連ボランティアとして活動中です。

 

2026年度JOCV枠国連ボランティア制度

2026年度もJICA海外協力隊員の経験者からJOCV枠として派遣する国連ボランティアを募集します。案件応募には、まずJICAの推薦(取得期間目安:2週間)を受ける必要があります。